2016年08月06日

Aquele Abraço / Gilberto Gil

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オリンピックには別にあんまり興味はないんだけど、たまたま何も用事はないし、ジルベルト・ジルさんカエターノ・ヴェローゾさんが出るというので、朝からリオ五輪の開会式など観ていました。軍事政権時代には共に投獄され亡命をしていた二人が、国家的祝典のステージで歌うというのは大変感慨深いもののはずでしたが、テレビの前で散々待ったその共演シーン、カメラはステージ上のレジェンドをほっといてサンバ隊ばかりを追いかけるし、NHKのアナウンサーも案の定のピンボケなコメントで、フラストレーションのたまるものでした。ま、この手の式典関係ではいつものことですけどね。

それよりも印象的だったのは、開会式の冒頭で大会のイメージ映像とともに流されたジルベルト・ジルさんの「Aquele Abraço(アケーリ・アブラッソ)」。2004年のリオ五輪招致(落選しました)のキャンペーンにも使われていたこの曲、もともとはジルさんが亡命直前の1969年に書いたリオ賛歌です。リオの象徴である両手を広げたキリスト像をイメージして書かれた曲…なのかな、前から大好きな曲でした。YouTubeではドローンのない70年代(?)、小型ヘリから空撮された、リオのごちゃっとした街並みが映されます。


Twitter上では「ブラジルの谷村新司」とか噂されていたジルベルト・ジルさん。あの貫禄と鼻の穴、僕は「ブラジルのサブちゃん」だと思いました。4年後の東京じゃ誰出すんだろうね。
 
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2015年10月21日

Joana Francesa / Elis Regina

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芸術の秋に秋祭り。ココロにぽっかりあいてしまった穴を埋めようと、またここをほったらかしたまま、せっせとどこかへ行ったりせっせとお酒を呑んだりしておりました。ま、いつものことですが…。しかし秋は魅力的なイベントが多いですね。先週末は、マダムギター長見順さんが、しりあがり寿さん、ギターパンダこと山川のりをさんとともに主催する、小原庄助さんを現代に復活させる(?)イベント「第4回福島クダラナ庄助祭り」を観に、酔狂にも「やまびこ」に乗って日帰り大人の遠足。9つの会場での同時並行のライブに、律儀というかこれ幸いというか、各店でドリンクオーダーしならが次々と梯子をしていたら、音に心酔、お酒に泥酔。上りの新幹線が東京駅どまりであることをありがたく感じました。それだけじゃなく、この秋は地元をはじめあちこちで毎週のように楽しげなフェスやライブが催され、当然のことながらまたお酒もすすむのです。いや秋だけじゃなくて、冬は冬で熱燗に湯豆腐が旨くて…とか、春は花見だの歓送迎会だの、夏は当然青空ビール…、と、あっという間に歳月が過ぎていきます。僕は48になりました。

秋の夜空には切ない曲が似合います。このブログには恐らく最多登場だと思いますが、久々となりましたエリス・レジーナさんの曲を。1979年のアルバム『ELIS ESPECIAL』(同名のアルバムが1968年にもありますのでご注意ください)に収められていた「Joana Francesa」をお聴きください。「酔っ払いと綱渡り芸人」を思い起こすイントロのサンフォーナ(アコーディオン)の音色と、気だるく歌うエリスの声。妙に心に引っかかる曲です。元々は1973年の同名映画(『オルフェ』のカルロス・ヂエギス監督)のためにシコ・ブアルキさんが書いた曲。フランス語とポルトガル語で歌われています。どっちもわからないけどね…。アルバム『ELIS ESPECIAL』はエリスが長年過ごしたフィリップスからワーナーに移籍した際に、フィリップスがお蔵入りとなっていたいわゆる没テイクなどをまとめ、エリスの反対を押し切って勝手に出したアルバム。しかしながらのこの曲のこの味わいの深さ、アルバム化してくれたフィリップスに感謝したいと思います。


さて、今度の日曜日は久しぶりに自分がステージ側に。TEACHER & THE SOUL EXPRESSOのライブで、四谷三丁目がアメリカ南部のジューク・ジョイントと化します。ソウル・ミュージックに浸りたい方、是非、お待ちしております。

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2015年02月11日

Vambora / Adriana Calcanhotto

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またここを1ヶ月以上もほったらかしにしておりました。何をしていた訳でもなく、仕事をして酒を呑んで眠る日々。たまにリビングたまに布団。楽しいこともいくつかはありましたが、面白くないことが多い最近の世の中です。

ずいぶん久しぶりの投稿ですが、ソウルでもジャンプでもなくブラジルものを。このところ聴き込んでいるアドリアーナ・カルカニョットさん。かなり前ですがここでも2度ほどご紹介したことがあります。ブラジル音楽の伝統を踏まえた上で独自の音世界を展開するシンガー/ソング・ライター。初めて知った時は、ブラジリアン・ポップスの女王マリーザ・モンチさんを追従しているようなイメージもありましたが、よく聴けば決して王道は行かないタイプ。変化球多数です。僕は実験性や革新性に満ちた音楽を愛するものではありませんが、この人のナチュラルなとんがり具合は刺激的ながらも気持ちよく聴けます。

僕はそもそもブラジル音楽を聴くようになって10年も経たないので、リアルタイムで聴いたスタジオ盤は2008年の『MARÉ』と2011年の『O MICRÓBIO DO SAMBA(サンバの微生物)』の2枚だけ。なので、たまにディスクユニオン新宿本店4階にふらりと行っては旧作を探しています。今日の1曲「Vambora」は1998年のアルバム『MARITMO』に収められた曲。スタジオ・バージョンもいいですが、よりシンプルな弾き語りによるライブ・バージョンがたまらないので、まずはそちらを。2000年のライブ盤『PÚBLICO』から。DVDも出てるので買わなくちゃ…。


スタジオ録音のPVはこちら。


歌のおねえさんとして書く子供向けの曲から、憂いに満ちた切ないメロディまで、好きな曲が沢山あります。2011年の来日公演を見逃したのは本当に後悔しています。

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2014年05月23日

O Que Aconteceu Menina / Dominguinhos

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ご覧のとおり、いつもだいたい味が濃くて脂っこそうな音楽ばかりをご紹介していますが、たまには爽やかなこんな音楽を。煮込みや焼きとんの合間に食べる、おひたしや酢の物がまた旨いのです。キンミヤの梅割りでも呑みながら…ね。


ドミンギーニョスさん。怪獣みたいな名前ですが(失礼!)とても美しい音色を奏でるサンフォーナ(アコーディオン)奏者です。ブラジルのアコーディオン奏者といえば、なんといっても「バイアォンの王様」ルイス・ゴンザーガさんが有名ですが、その一番弟子にして継承者。ブラジル北東部のペルナンブーコ州に生まれ、ご当地の音楽「フォホー」を演奏しながらも、ジルベルト・ジルさんシコ・ブアルキさんらMPB人脈とも交流を持ち、演奏者、作曲家、歌手として、ジャンルに囚われない幅広い活動をしていた人です。残念ながら昨年7月に72歳でお亡くなりになりました。

「O Que Aconteceu Menina」。「少女に何が起きたのか」(でいいの…?)しみじみといい曲です。御本人の朴訥な歌声に、繰り返す可憐な女声コーラスがまたいいのね。僕のiPodにはドミンギーニョスさんの曲が30曲ほど入っていますが、この曲含め4曲がトップレート入り(★★★★以上)。なんだ4曲か…と思うかもしれませんが、収録曲の1割以上がトップレートというのは僕の場合かなり高水準。他にもかなりの数の作品を残しているはずなので、もっといろいろ聴いてみたい…とたまに覗くブラジル音楽売場では以前から探してみているのですが、なかなか出会えません。アルバムいっぱいあるはずなんですけどね、この日本ではあんまり人気がないみたい。

上掲のジャケットは『MUSIC FOR SUNDAY LOVERS "PHILIPS YEARS"』という10年ほど前に出された国内編集のベスト盤。70年代にPHILIPSに残した4枚のアルバムからピックアップされたものです。他に『"RCA YEARS"』というのも。この『MUSIC FOR SUNDAY LOVERS』というシリーズ、他にもミルトン・ナシメントさんやナラ・レオンさん、ジョイスさんなども出されているみたいだけど、なんか「フリー・ソウル」みたいなシャレオツ系であまり好きではありません。でもこれしかないんじゃしょうがないやね。

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2013年12月31日

O Mestre-Sala dos Mares / Elis Regina

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月日の経つのは早いもので、この駄ブログを始めてから8回目の年の瀬になりました。といっても、今年はすっかり更新頻度が落ちてしまい、後半はほぼ月刊のとほほな状態。TwitterやらFacebookやらに小ネタを全部放出しちゃうせいか、あるいはすでに400曲近くを紹介し、さすがにネタが尽きてきたか(しかしCDは増え続けているのですが…)、あるいは単に酒の呑みすぎか…。来年はも少し真面目にやろう(?)と思う大晦日です。

このブログを始めた頃に買ったCD『ELIS』。ブラジルが生んだ偉大なる歌い手、エリス・レジーナさんが1974年に出したこのアルバム(エリスには同名のアルバムがたくさんあります)は個人的には大名盤で、すでにこのブログにも2度ほど登場しています。その以前に書いた2曲(「Travessia」「Dois Pra Lá, Dois Pra Cá」)以上に大好きなのが「O Mestre-Sala dos Mares(海のメストリ・サラ)」。ジョアン・ボスコさんとアルヂール・ブランキさんの名コンビが書いたサンバです。楽しげに歌われますが、その昔、自分たちの権利を勝ち取るために立ち上がった黒人奴隷の船乗りの話(実話)を歌ったものだそうだとか。エンディングに向かって胸を締め付けられるようなメロディと歌いっぷり。今でも聴く度にため息が出ます。大掃除の手を止めて、歌声にしばし浸る大晦日。


さて、いろいろなところに不義理と未整理を積み残したまま、今年もアルコールの霧の中、年が暮れていきます。社会はよくない方向にひたすら突き進んでいる気がしますが、来年は流れが変わってくれることを期待しつつ、この辺で。今年もこちらで一献おつきあいいただきました奇特な皆様には感謝申し上げますとともに良いお年をお迎えください。チャオ!

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2013年03月30日

Redescobrir / Elis Regina

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プロ野球は昨日が元旦(我が中日ドラゴンズはベイスターズに屈辱の連敗スタート!)。そして仕事は明日が大晦日。年度末業務にアップアップしつつも、連日の送別会で少々肝臓が疲れています。いや毎晩呑むのはいつものことだから、きっとお別れの雰囲気にやられちゃってるのかも。君に勧む 更に尽くせ一杯の酒 な春です。

昔から大好きなエリス・レジーナさんの「Redescobrir」を。ポルトガル語の歌詞が全くわからないので、送別の雰囲気とは見当はずれなのかもしれないけど何となく…。お別れする方々に贈りたいような名曲なのです。

『SAUDADE DO BRASIL』というエリスが演じたショーの演目をそのまま録音した1980年のアルバムから。この「Redescobrir」はそのショーの大団円として歌われた曲です。恐らく旦那のセザール・カマルゴ・マリアーノさんが弾いている、エレピとのデュオで厳かに始まり、徐々にコーラスや楽器を加え壮大に展開します。なんといってもメロディがサウダーヂ。


この曲をタイトルにした、エリスの実娘マリア・ヒタさんによるCDとDVDが出ています。エリスの没後30周年を記念して企画された、全曲エリスの愛唱歌によるライブをパッケージしたもの。その娘によるこの曲「Redescobrir」の映像はこちら。「そりゃ反則だろ」と思う企画ながら、CD聴くたびに涙を落としてしまうのです。


桜はすでに散りつつありますが、まだ浅き春。熱燗をつける花冷えの夜です。

【過去の記事】
Romaria / Elis Regina
Dois Pra Lá, Dois Pra Cá / Elis Regina 
Onze Fitas / Elis Regina 
O Bêbado e o Equilibrista / Elis Regina 
Se Você Pensa / Elis Regina 
Travessia / Elis Regina 
 
 
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2013年01月24日

Encontros E Despedidas / Maria Rita

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マリア・ヒタさん。何度かここにも書いているブラジルの国民的大歌手、エリス・レジーナさんの娘です。父親はピアニストで作曲家のセザール・カマルゴ・マリアーノさん。カエルの子はカエルでした。

2003年、24歳でのデビュー・アルバム『MARIA RITA』より「Encontros E Despedidas」を。「出会いと別れ」という意味だそうです。ミルトン・ナシメントさんの名曲のカバー、彼の曲はエリスも多数歌っていました。途中「ヘレレレーレレーエーレーエー」と歌うところ(↓1分50秒過ぎ)は、エリスの生き写しっぷりに、何度聴いても鳥肌が立つのです。


到着した列車は旅立つ列車でもあるのです。春まだ遠き暖かな夜。
 
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2012年11月06日

Pegadas / Dona Zica

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先日の文化の日、われわれのライブにお越しいただいた皆様には心より御礼申し上げます。楽しい一夜でしたが、あっという間に終わってしまいました。今年最後のライブも終わり、プロ野球も終了、楽しいことはもう何もないような気がする秋の夜長です。これから春まで、長く暗い夜を一晩一晩、熱燗と湯豆腐でやり過ごしていくしかありません。

凍える夜に熱燗つけながら聴きたくなったのがこの曲「Pegadas」。足跡? ずっと前にある女の子から音源データだけもらって以来、喉に刺さった魚の小骨のように、ずっと気になっている曲です。何かの儀式のための音楽のような呪術的なホーンのイントロ。切なさあふれる印象的なメロディ。耳に残るフルートの音色。魅力的な声の女性ヴォーカル。中毒性の高い曲です。どうか何度か聴いてみてください。きっとあなたも憑りつかれます。演奏しているのはブラジルはサンパウロの正体不明のグループ、ドナジッカ。ググってみても日本語の情報はほとんど得られません。


あぁいい曲だなぁ。と、燗酒すすりながらしみじみ思う。貴重な(?)ライブ映像はこちらで

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2012年08月30日

Samba Do Grande Amor / Chico Buarque

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日中は34℃だなんて言っちゃってますが、お日様沈めば街路樹の枝からはアオマツムシの声。熱燗はひそかにもうそこまで来ているのです。皆のもの、鍋を持て。

行く夏を惜しんではるかブラジルからこんな曲、「大いなる愛のサンバ」。美しい歌詞を並べ立てては「全部ウソ」と落とす粋な曲です。名曲なのでいろんな人が歌ってるけど、作者シコ・ブアルキさんの素朴な歌声で。


先日、はるばる仙台いづみやまで宮城のとびきりの地酒を買いに行ってきたのです。日高見(石巻)に乾坤一(村田町)に蒼天伝(気仙沼)。復興した酒蔵の酒には杜氏の気持ちが十二分にこもっておりました。呑む方も気合を入れなきゃなりませぬ。皆のもの、鍋を持て。
 
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2012年08月17日

Uma História De Ifá (Ejigbô) / Margareth Menezes

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気が付けば8月も後半戦となっておりました。しかしながらのこの灼熱。涼しいところへ逃げ込むのもいいですが、こんな曲聴いていると「おう、やってやろうじゃん!」ちゅー気になって、行ってきたのが毎度おなじみ「俺のベンチ」。350mlを3缶で1時間半ほど。ビールの切れ目が体力の切れ目、で早々に退散。数少ない休日を無駄に使った大人の夏休みなのです。

この前、グウェン・マックレーさんのことを書いた時に、こんな力強い女性歌手はグウェン・マックレーさんとジュディ・クレイさんくらいしか知らない、なんてなことを書きましたが、ここにもいました、いやそれを上回る強靭な喉。ブラジルはバイーア出身のアシェーの女王、マルガレッチ・メネーゼス姐さん。マイクなしで打楽器隊に対抗できそうなパワフルな咆哮を聴かせてくれます。1988年にデヴィッド・バーンに見初められ、ワールド・ツアーに参加してブレイク。ブラジル北東部の音楽を世界に広めるきっかけを作りました。その年のデビュー・アルバムの冒頭に収められていた「イファの物語(エレジボー)」をどうぞ。ほれぼれしちゃう気風の良さなのです。


古代のヨルバ都市「エレジボー」を讃える内容の歌詞だとか。なんだか勇気の湧いてくるサビのフレーズ(「エーリ、エリ、エレジボーオォ」)は一度聴いたら離れません。この曲アタマにループさせて、今日もこれから官邸前行ってきます!
 
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2012年01月10日

Fico Assim Sem Você / Adriana Calcanhoto

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この間、仕事帰りに中古レコ屋でCD買って、家に帰ってルンルン♪とパソコンに取り込もうとしたらiTunes君に「もう入ってるよ!」って言われてしまいました。またやっちゃった。自分が何を持っているのかも把握していないのです。大人になるというのはそういうことです(ちがうちがう)。

iTunesには約35,000曲。「全部聴くのには86.7日かかりますよ〜」ってiTunes君が言ってる。てことは約3ヶ月、もちろん不眠不休で聴き続けての話です。残り少ない(?)僕の人生にこんな沢山の音楽はもう要らないだろ、とは思うんだけど、買っちゃう。んでまた買っちゃう。特に昨年末は久々に欲しいと思うアルバムが次々出されて何だか恍惚状態。サム・クックさん紙ジャケ箱から始まってフェイム3枚組(これが一番嬉しかった!)にバーバラ・リンさんジョージ・ジャクソンさんキム・トリヴァーさんと、充実の発掘ものに加え、キース・スウェットさんメアリー・Jさんアンソニー・ハミルトンさんと、新譜出るたび買う数少ない人達がほぼ同時に出しちゃう。さらには「お帰りなさい!」のジョニー・ギルさんに圧巻!のベティ・ライトさんまで。さらにたまに聴くマリーザ・モンチさんマリア・ヒタさんエリスの娘ね)にアドリアーナ・カルカニョットさんのブラジル歌姫3人娘も揃って新譜。半狂乱のまま、えぇいままよ!と買いまくりました。「ホントに欲しいのか?」などと自問することもなく。もちろん未だに全部聴き込めていません。

上掲のはじけちゃったジャケットは以前にもご紹介したブラジルの才女、アドリアーナ・カルカニョットさん。ただし年末に買った新譜『サンバの微生物』はまだ聴き込んでいないので、2004年の『Adriana Partimpim』から。子ども時代のニックネームをタイトルにした子ども向けアルバムです。『うたううあ』みたいなもんかな。その中からこの「Fico Assim Sem Você」は親しみやすい可愛いメロディのヒット曲。「似合わねぇ」ということなかれ、僕だってたまにはこんなん聴くんです。途中から入ってくるチープなリズムボックスが可笑しい、と思ったらドメニコが、さらにゲームボーイをカシンが「演奏」してるんだとか。


そしてまた本日も、アマゾン河からCDが送られてきました。見るまえに跳べ!

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2010年12月06日

Sampa / Caetano Veloso

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僕は小さな頃は好き嫌いが異常に激しくて、いつも昼休みは校庭で遊ぶ友達を横目で見ながら、独り教室で涙目居残り給食でした。でも高校生になってお酒を呑むようになったら(呑むな!)これが嘘のように解消。酒のつまみとして食べてみたらば、大抵のものは美味しく食べられるようになっちゃいました。まぁ食わず嫌いだったワケです。というか不味いと思って食べれば何だって不味く感じちゃうワケで…、意識の問題ですね。それでもどうにも生理的に受け付けない味、というものもあります。僕の場合はパクチーにコリアンダーにシャンツァイ、ってみんなおんなじか。タイ料理の味付けはかなり好みなんですが、あいつが入ってるとどうもカメムシ食ってるような気になっちゃう。

生理的に受け付けない音、というのもあります。「曇りガラスにツメをたてる」というのはそう書いてるだけでも鳥肌が立っちゃうんだけど、そんな極端でなくともアタマのどこかが嫌がってる音、というのがあるのね。僕の好きなハズの音楽にもそういうのがあって、例えばスヌークス・イーグリンさんの声とかジョン・コルトレーンさんのちゃんと咥えてないようなテナーの音とか。今ではすっかり慣れたけど、ディープ・ソウルを聴き始めのころはO.V.ライトさんの歯の抜けたような声もダメでした。でもどうしてダメなのだかは説明できません。音楽的評価以前の純粋に生理的な問題。

「美声」との誉れも高いようですが、カエターノ・ヴェローゾさんの何とも中性的な声も受け付けてくれません。なんせサイラス・スティールさんを史上最強ボーカルと認めるバリトン大好きの私ですから、まぁ傾向としてはそうなるのもわかるけど(他人目線)、別にバリトン原理主義という訳でもなくて、スモーキー・ロビンソンさんだって、ジミー・ヒューズさんだって、オリー・ナイチンゲイルさんだって、テッド・テイラーさんだってOKなんだけどな。単に「肌があわない」としか言えません。

カエターノ・ヴェローゾさんはブラジル音楽界の大御所中の大御所。その偉大さも才能もある程度は理解しているつもりです。ジルベルト・ジルさんと並ぶMPBの産みの親。ポップでもロックでもどうしても漂うゲージツ的かほり。確かに聴いていて「いい曲だなぁ」と思う曲は沢山あるのですが、なぜだかその声を脳ミソのどっかが避けていて、素直に腑に落ちてきません。来日公演にも行ったんだけどな。そんな中、失礼ながらお酒のつまみとして聴いたら美味しくも感動的に聴けた曲が「Sampa」。1978年のアルバム『MUITO』に収められていた人気作です。北東部バイーア州に生まれたカエターノ・ヴェローゾさんが大都会サンパウロへの複雑な思いを綴った曲。切なくも狂おしいメロディに包まれます。


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2010年09月06日

Romaria / Elis Regina

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気がつけば「いいなぁ」と思うお店はすごくいい音楽が流れているお店か、まったく音楽が流れていないお店。自分で選んで聴く音楽は大好きだけど、聴きたくもない音楽を聴かされることは大嫌い。今はどーだか知らないけど、海水浴場でも田舎のドライブインでもスキー場(行ったことないけど)でも大音量でロクでもない音楽を聴かされます。これはね、もう「音の暴力」ですよ。常連さんと大将(女将)の声だけが響く古臭い大衆居酒屋が好き。チェーン店の居酒屋やファミリー・レストランが大嫌い。

久々にエリスにご登場願います。1977年のアルバム『ELIS』から「Romaria(巡礼)」を。地球の裏側で作られた音楽なのに、歌詞は全然わからないのに、どうしてこうも「郷愁」みたいな思いに捕らわれちゃうのか不思議です。僕らのDNAにはある種のメロディに反応しちゃう知られざる「切なさ成分」が含まれているみたい。

レナート・テイシェイラさんによる曲。カヴァー多数。誰が歌っても名曲だけど、やはりここはエリス・レジーナさんで。勝手なイメージは、荒涼とした原野を男を乗せてトボトボ歩く馬2頭、なのです。褐色の聖母アパレシーダよ、この人生に光を照らしておくれ、という曲。ブラジル人はみんな歌えるみたい。厳かに大人数で合唱したい曲です。





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2010年01月12日

Tatuagem / Elizeth Cardoso

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「Tatuagem」。ポルトガル語でいれずみ。「私はあなたのいれずみになりたい。掴んでも掻きむしっても決して洗い落とせない…」という切なくもちょっと恐ろしい大人の愛の歌です。作ったのはシコ・ブアルキさん。自身の歌によるものももちろんありますが、今宵の一曲はブラジルが生んだ不世出の大歌手、エリゼッチ・カルドーゾさんでどーぞ。

昨年ライス・レコードから出された『サンバ歌謡の女王』はエリゼッチのごく初期、50年代SP録音を1枚のコムパクト・ディスクにまとめた美しいリイシューでした。コンパイルした田中勝則さんによる愛に満ち溢れた解説は、ライナーというよりは一冊の読み物です。これがあまりに素晴らしかったので、このところエリゼッチ再評価中。その際にやられちまったのがこの曲「Tatuagem」でした。

ビリー・ホリディにエディット・ピアフ、美空ひばりにアマリア・ロドリゲス。世界のディーヴァに並び称される褐色の女神エリゼッチ・カルドーゾさんですが、この日本ではあまり知られていない気がします。ブラジル音楽のディスク・ガイドなんかを見てみても、意外に小さい扱い。ボサ・ノーヴァのルーツであるサンバ・カンサゥン出身のそのスタイルが古すぎるのかしらん。お亡くなりになる1990年まで、しっかりと時代とともに歌い続けていたのですが…。

1974年の名アルバム『A MULATA MAIOR(偉大なムラータ)』に収められていたこの曲。MPB世代のシコ・ブアルキさんの作った美しいバラッドを、まるで休符に情感を込めるように丁寧に歌っています。大好きなエリス・レジーナさんも1976年の『FALSO BRILHANTE』のラストでカヴァーしていた名曲。エリゼッチによるこの曲の動画や音源は残念ながら見つかりませんでしたが、エリスのはこちらにありました。

そして作曲者本人の歌による原曲がこちら↓。訥々とした歌い口ながらこれはこれで味があります。なんだかわからないけど泣ちゃう映像つきで。

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2009年07月31日

Dois Pra Lá, Dois Pra Cá / Elis Regina

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熱戦続くプロ野球のことはしばし忘れて(苦笑…)、久々にエリスです。随分前に一度取り上げた僕の一番好きなアルバム、1974年の『ELIS』から。内容はもちろんのことリード・マイルスばりのジャケットも秀逸で、LPでも欲しくなっちゃう。

いい曲ばっかりぎっしり詰まってるこのアルバム、今宵の一曲は「Dois Pra Lá, Dois Pra Cá」。「あなたと踊れば」ってなんだかなぁ…な邦題もついてるみたいですが、そんな楽しげな感じじゃなくて、ちょっと聴くとなんだか地味で沈鬱な曲。でもね、一番最後にたとえようもなく美しいコーダを隠してる。いつまでも聴いていたいけどわずか3回の繰り返しでフェイド・アウト。ちょっと惨いです。でも是非最後まで聴いていただきたいのです。あ、映像のほうは気にせずに…。



音もなく燃える青い炎のような、一見クールに装いながらも深い情念を織り込ませた曲。ポルトガル語なので歌詞の意味はさっぱりわかんないんだけどね。「こちらに2つ、あちらに2つ」というタイトル、らしい。アルヂール・ブランキさんの詞にジョアン・ボスコさん哀しくも美しいメロディ。この2人のコンビ、他の曲はと見れば、同じアルバムから甲乙付けがたい「O Mestre-Sala dos Mares」に、以前にも書いた「酔っ払いと綱渡り芸人」。最強だ。

ライブ映像はこちら。エリスの歌いっぷりはいつもながらに素晴らしいのですが、惜しむらくは美しいコーダを台無しにしちゃう「おいちょっとそりゃねぇだろ」という終わり方。これもちょっと惨いです。
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2008年08月06日

Maré / Adriana Calcanhotto

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ヒグラシの声で毎朝目が覚めます。というとなんだか優雅な避暑生活みたいですが、実際は寝苦しい汗にまみれた、寝不足の上に昨夜のお酒もまだたっぷり残ってる午前4時半。ちょっと勘弁して欲しいけど、たまたまうちのマンションのすぐ裏に今どき屋敷森を持ってる古い豪邸が残っていて、ここで大量発生しているセミの皆さん達がまぁ日の出日暮れに大変元気なのですよ。カナカナカナカナ…っちゅう超音波攻撃のやつね。窓閉めて寝りゃなんとか眠ってられるだろうけど、あいにく鼻が弱いせいで、エアコンつけっぱなしにするとすぐやられちゃうので、しかたなく。毎日寝不足です。

昼間の暑さと寝不足とアルコール過量摂取による朦朧とした頭で聴いているのはアドリアーナ・カルカニョットさん。マリーザ・モンチさんと並ぶ今のブラジルを代表する女性シンガー、らしいです。今年、2008年にリリースされたアルバムからタイトル曲を。なんとなく買ってみたアルバムでしたが、これが素晴らしい内容でした。

正直言ってあんまり知らない人なんですが、どうやらフシギちゃんキャラらしい。でも僕にはごくまっとうに聴こえるしっかりとしたアルバムでした。確かにね、ノイズ系の音が入ってたりするアレンジだけど、しっかりと伝統に根を下ろしたメロディ。声もなんだか説得力があって、やられちまいました。いいです、全曲、このアルバム。才能あるなぁ、と思うとともにチェロっていい楽器だなぁ、なんて思っちったりして。去年の初来日公演に迷った挙句行かなかったことが悔やまれます。ぐやじい。今日の延長12回引き分けもくやしいけど。

エアコン停めて窓開けてると、夜が部屋の中にじわりじわりと入ってきます。昼間の熱気をたっぷり残して、黒くって湿っていて、これはもうつげ義春の「夜が掴む」の世界。眠れないのでもう一杯。あぁ海行きたいなぁ。



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2008年04月10日

A Menina Dança / Os Novos Baianos

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冷たい雨降る一日、久しぶりに心熱くなるブラジルもので一献です。マリーザ・モンチさんが『A GREAT NOISE』(1997)でカヴァーしていた「A Menina Dança(娘はダンス)」。オリジナルはノーヴォス・バイアーノスの皆さん。1972年の2ndアルバム『ACABOU CHORARE』から。

「新しいバイーア人」ことノーヴォス・バイアーノス。その名のとおりブラジル北東部のバイーアにて、ギター/ヴォーカルのモライス・モレイラを中心に1968年に結成されたグループです。カエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルのいわゆるトロピカリズモの次の世代ですね。国を追われた先達同様、彼らも当局に目をつけられ各地を転々と逃亡しつつも、ヒッピーのようなコミューンで共同生活をしていた、らしい。そこにはジョアン・ジルベルトさんも出入りしていたとか。サンバにボサノヴァにバイアォンにショーロ、そこにロックの要素を思い切りぶち込んだ混血文化音楽。雑多なんだけども、どの曲も屈託のないピュアな曲ばかり。何だかとても気持ちいいなぁ。

なかでも繰り返し聞きたくなっちゃうのがこの曲「A Menina Dança」。女性ヴォーカルのベイビー・コンスエロさんのまっすぐな声にやられてしまいました。少年が歌っているかのような中性的なセクシーさ。若き日のマイケルくん?ちょっと違うか…。

ガット・ギターの美しい響きで始まり、力強いエレキ・ギターのソロで終わる一曲。ベイビーの舌ったらずのスキャットがとってもかわいいです。
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2008年02月02日

Onze Fitas / Elis Regina

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気がつけばもう2月です。東京はまだまだ毎日寒いですが、九州・沖縄地方ではプロ野球12球団が一斉にキャンプ・イン。スポーツ新聞読んではワクワクする日々の始まりです。ひいきチームのピッチャーの勝ち星計算して、足し算すると100勝くらいしてたりしてね。そんなわきゃないんだけど、夢の膨らむ球春到来。

そんな能天気なことを考えながら寒い寒い東京は多摩地区の街中を自転車で彷徨っていたら、iPodのシャッフル・プレイで流れてきたこの曲にやられてしまいました。すぐさまリピート・モードに切り替え十数回。寒さも忘れる熱い歌声は、以前にも何度もご紹介したブラジルの国民的歌手、エリス・レジーナさん。

1979年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブから。2枚組の大作『SAUDADE DO BRASIL』にも収められている曲ですが、このモントルーのライブのシンプルかつ力強いアレンジが好きです。CD化にあたりボーナス・トラックとして追加された曲みたいですが、なぜ当初のアナログ盤に収録されなかったのか疑問を感じます。このライブで本当に凄いのはこの曲なんだけどな…。当日エリスは風邪をひいて38℃の熱があったらしく、それゆえの鬼気迫る歌いっぷり、同じ展開を繰り返しつつ昇りつめていきます。フル・トーンのエリスの凄味が味わえる一曲。

オリジナルは自ら書き、歌うファティマ・ゲヂスさんだそうです。エリス自身は曲を書きません。でも誰が書いた曲でもエリスが歌えば「エリスの曲」になっちゃう。なにを演っても自分色、ブラジルとか白人とか黒人とかどーでもよくて、本物の歌と、それを歌う人間の凄さを感じます。ソウルですね。

モントルーでのこの曲の映像はこちらで!
怒ったように曲を終えた後、我に返ったエリスの笑顔にしびれちゃう。

けっ、と思うことも多いこのごろ。今日はうちにあった冷凍餃子を食べました。結構旨かった。
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2007年09月10日

Recomeço / Neguinho Da Beija-Flor & Alcione

2時間近く踊り続けるとさすがに足腰に来ます。今日は若干筋肉痛(とほほ)。ビリーより効くかも。

昨日は電車でブラジルへ。第2回ブラジル・フェスティバル@代々木公園。会場内は黄色と緑と外人と、ビールと熱気とリズム、そして肉!でした。あちこちから競うように肉焼く煙が流れてきて涙目になります。とにかくどのテントも肉、肉、肉。日本代表テキヤのおやじも負けじとヤキ鳥焼いてます。そしてステージはもちろん、そこかしこからパーカッションの音。そぞろ歩きのブラジリアンも自然に腰が動いてます。

去り行く夏の最後っ屁。陽射しもブラジル日和でした。一緒に行った嫁さんと子供はあまりの暑さに途中リタイア。僕は暑いの大好きですからね、屋台のブラジル・ビールと公園協会売店のエビスでご機嫌です。途中からカイピリーニャに切り替えてほどよく廻ってきたところ、予定時間よりも早く、お目当てのネギーニョ・ダ・ベイジャ・フロール登場。

ネギーニョさんはサンバ・チーム「ベイジャ・フロール」の看板シンガー。ぱっと見、人のよさそうな普通のおっさんですけどね、歌いだすと声がスゴいの。トゥーツ似の芯があって張りがあって適度に荒れた太くてでかい声。ブラジルの男声シンガーはハイ・テナーのよく通る声の人が多いですけどね、この人は生粋のバリトン。

ベイジャ・フロールは今年のリオのカーニバルの優勝チームだとか。打楽器メインのバンドは10名弱。1本だけ入ったトロンボーンがとってもいい味出してました。お約束の羽いっぱいつけたダンサーのお姉ちゃんたちも連れてきていて、盛り上げどころでステージに登場。すると観客席からは携帯だのデジカメ持った手がいっせいに上がるのが何だかおかしい。

サンバのリズムはとにかく踊りやすいです。ピンガでヘベレケだったはずの身体が自然に動いちゃう。正式なステップはどんなんだか知りませんが、オレ流で歳も考えずに踊り狂いました。終盤には、ステージ下なのでよく見えませんでしたが、おそらく日本のエスコーラが大量合流。ボリューム大幅アップで否が応でも盛り上がります。終了も予定時間を大幅オーバーのサービス精神溢れるフリー・コンサートでした。しかしまだまだ踊り足りなそうなのは本場の方々。やっぱり普段から肉ばっかり喰ってる人たちはスタミナが違いますね。こちらは酔いと疲れでへとへとになって帰国したのでありました。

「お、いい曲」と思ったのも多数でしたが、ほとんど曲名わからず。とりあえず唯一家にある音源『DUETOS』からの一曲。その名のとおり多数のシンガーとのデュエットを集めたアルバムです。この曲はマンゲイラ出身の女性サンバ歌手、アルシオーネさんとのデュエットで。


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2007年08月11日

Samba De Uma Nota Só / Silvia Telles

前夜の悔しいバッテリー・ミスによる敗戦でいよいよ崖っぷちか、という我が中日ドラゴンズでしたが、今日は延長12回裏、堂上剛裕くんがサヨナラ3ラン。いやよかったよかった。暑さにめげず安眠できそうです。しかし一応頂上決戦巨人戦なんだけどな、地上波放送なし。一抹の寂しさを感じる真夏の夜です。

今日は渋谷で映画『This is BOSSA NOVA』観てきました。ホベルト・メネスカルのやけに気のいいお父ちゃんぶりがえらく気に入ったけど、ま、よくあるインタヴュー中心の音楽ドキュメンタリー。ということで今宵の一献はボサノヴァでいきましょうか。夏ですが、おでんを食べつつ。

「ワン・ノート・サンバ」。大作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンさんの名曲。その名のとおりヒラ唄部分はメロディ展開がなく一つの音だけで。サビはその分カラフルに展開します。1960年録音のシルヴィア・テリスさんの名唱で。


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posted by ac at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | brasil | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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