2008年04月05日

Clear Days And Stormy Nights / Don Bryant

don_bryant.jpg

毎度のごとく年度末のドタバタであわわあわわと慌てふためいてるうちに、いつの間にやら新年度です。セ・リーグもとっくに開幕しちゃったし高校野球は終わっちまうし桜もはらはら散り始めてる。はぁとため息、じっと手を見る。ま、いつもの自分の手でありました。

そんなこんなでこのブログの更新もままならなかったわけですが、ようやく一息、今日はとっておきのこの人、ドン・ブライアントさんで一献。メンフィスはハイ・レコードの初期を力強い喉で引っ張った、素晴らしいサザン・ソウル・シンガーです。

ジャンプ・ナンバーでの切れのいいノリとバラッド・ナンバーにおける力強い声のノビ。実力のある優れた歌い手だと思うけど、何故だか当時は全然売れなかったみたい。10数枚のシングルとソウル名曲集のカヴァー・アルバム1枚残しただけで60年代のうちに表舞台から潔く去ってしまいました。その後はソング・ライターとして嫁さんのアン・ピーブルズさんをはじめ、ハイ所属のアーティストを裏からサポート。名ソング・ライターでもあります。「Keep On Loving Me」はほんとに名曲だと思います。

さて、シンガーとしてのドン・ブライアントさん。上手く歌おうとするとダメなのね、この人。なんだかちょっとなよっとしちゃう。でも感情のほとばしるまま直球一本、突き押し相撲で勝負するときの男気溢れる歌いっぷりはまさにソウルです。むき出しのソウル。やられちまいます。「自分、不器用ですから」と語っているようないなたい男の魅力。

この「Clear Days And Stormy Nights」はそんな直球バラッド。ヒラ歌から全開のフルトーンがたまりません。CD化にあたり発掘された未発表曲ですが、彼の残した数少ない録音の中では最上の出来かも。洗練される前の荒削りなハイ・サウンドもまたいいです。



posted by ac at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | soul | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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