2007年06月19日

Nobody / Keith Sweat (featuring Athena Cage)

keith_sweat.jpg

前回エントリーに続いて、今回もメロメロR&B路線で。

ビルボード・ライブっちゅうのができるそうですね。8月に六本木は「東京ミッドタウン」にオープン。ブルーノート、コットンクラブに続いての「大人のライブハウス」ですから、当然のことながらお値段のほうも大人料金。「すべての夜を音楽という名の伝説に変える」そうですが、僕には巨大な「おやじの小遣いぼったくりシステム」に見えます。でもなぁ、スティーリー・ダンのこけら落としを皮切りにおやじのハートをしっかり掴んでますから、しっかりぼったくられちゃうんだろうなぁ。

ちなみにライブ・スケジュール見てみると、ジョーにアンリ・サルヴァドールにメイシオ・パーカー(フレッド、ピーウィー含むオリジナルJBホーンズだ)にテディ・ライリーにベビーフェイスにキース・スウェット(!)ときたもんだ。もちろん滅茶苦茶嬉しいんですけどね、いったいいくら貢がなきゃならないんでしょ、ってラインナップ。ボーナス秋までとっとかなくちゃ。

で、実は最も注目してるのが、アトランタのちょいエロおやじ、みゃあみゃあヴォイスの官能R&Bシンガー、キース・スウェットさんです。

前々から噂されていた新作『SWEAT HOTEL』が出たっていうんでぬか喜び。でもこれってライブ・アルバムじゃん。スタジオ録音のバリバリの新作が出るっちゅー話はどうなっちゃったのよ。昨年暮れ出した『A KEITH SWEAT CHRISTMAS』はクリスマス企画モノしかもネット配信のみだったし、その前はベストだし、その前もライブだし…。まともに前作と言えるのは2002年の『REBIRTH』。それも決して本領発揮のアルバムじゃなかったし。この人の実力がきらめいたのは1997年のジェラルド・リヴァートとジョニー・ギルと組んだあの『LSG』(もちろん1枚目ね)が最後じゃないですか。Lは死んじまったし、Gはもう終わっちまってるし。おい、教えてくれ。あんたも終わっちまったのか?

いやいや、10年経ってもやきもきと待ち続けているのは、彼の実力はこんなんで終わっちまうもんじゃないと信じているから…。

ニュー・ジャック・スウィングの旗手として1987年にデヴューしたキースですが、彼の魅力は強烈に個性的なバラッドにあります。何とも切ないいい曲書くんですよね。歌は決して上手いとは言えませんが、独特のねっちょりした歌い口は一度ハマると抜け出せない中毒性があります。90年代の作品にはため息の出るものほんとに多数ですが、いまだに聴くたびソファに崩れそうになるのがこの「Nobody」。1996年のその名も『KEITH SWEAT』からの一曲。性愛路線まっしぐらな歌詞ですが、なんともたまらなくやるせなく…聴かせますねぇ。けなげなエロ姉ちゃんを演じるアシーナ・ケイジ(fromカット・クロース)も大変魅力的でございます。

スタジオ録音の新譜はまた当分あてにしないで待つことにしますが、とりあえず10月のビルボード・ライブ、楽しみです。歌の下手さがライブで露呈しないといいですが。しっかし、チャージが「カジュアル・エリア」で11,800円。プラス飲食代が言わずもがなでしょ。単発でしたら「まぁしゃあねぇか…」ですが、前述のラインナップですからねぇ。テディ・ライリーとジョーはあきらめようかしらん。



posted by ac at 23:52| Comment(2) | TrackBack(0) | R&B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
メロメロR&B懐かしいですね。
ジョーは7年前、リキッドルームに観に行きましたよ。「All The Things」目当てで行ったのに、イントロで止めやがって…小柄で声も良く、ティムポが黒くて太そうでした。

LSGに、ジョー「All That I Am」、ベイビーフェイス「MTVアンプラグド」、K-Ci&JoJo「It's Real」、ボーイズUメン「Evolution」、メアリーJ.ブライジ「Share My World」、ジャネット・ジャクソン「The Velvet Rope」などなど、これら全部1997年の作品なんですよね。好きなアルバムが多かった年でした。
コンプレッサー効きまくり&低音ドスドスも”十年ひと昔的なサウンド”になってしまい、あと5年もすれば、一番ダサい音に聴こえてしまうんでしょうかねー?

P.S.
いただいた一曲一献CDのおかげで、ローランド・カークの紹介していたアルバム買ってしまいました。CD減らしてる最中だってのに…
ジャズというより、ソウルミュージック/ブラックミュージックって言った方がしっくりきますね
Posted by サクライ・ストーン at 2007年06月20日 15:19
 
タつんだジョー…。

97年。黄金期でしたね。以降R&Bはずーっと下り坂です。でもあの頃の音は結構好きですよ。DX7な80年代は耳にしたくもないですが、90年代後半はある意味完成型だと思っています。その後のティンバなやつは僕はダメですので。

『VOLUNTEERED SLAVERY』いいね。トータル・ブラック・ミュージック。歳とCDは増え続けるもの。無駄な抵抗はやめましょう。
Posted by ac at 2007年06月22日 01:31
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