2016年10月01日

Let's Go To Bed / Keith Sweat feat. Gerald Levert

dress_to_impress.jpg

―これまでとの違いは?
「違うとこなんてないよ。俺はキース・スウェットだからね。」

5年ぶりのアルバム『DRESS TO IMPRESS』についてきかれたキース・スウェットさんのお言葉だそうです。かっこいいですね。ジャケットも。で、中身…。長年聴いてるこちらも心得たもんで「ま、いつものやつでしょ」といつものとおり慌てず国内盤が出るのを待って買ったのですが、聴いてみたらばこれがかなりいいのです。5年間待った分だけ凝縮された濃厚スロウ・ジャムのオンパレード。キース度30%アップという感じなのです(本人相手に「キース度」もないか…)。個人的には1996年の最高傑作『KEITH SWEAT』(「Twisted」とか「Nobody」とか入ってるアレ、もう20年前かぁ…)に次ぐ出来だと思います。55歳、本気出してきました。

素晴らしい曲が並ぶ中、反則なのは最後(国内盤だとボーナス・トラックが入ってるので最後じゃないんだけど)に収められた「Let's Go To Bed」という曲。イントロのキースの「Um, Um」に続いて「Oh, Baby!」とシャウトするのは紛うことなくあのお方! 何気なく聴いていてソファーからずり落ちそうになりました。その声の主は、死んだはずだよジェラルドさん、2006年に亡くなったジェラルド・リヴァートさんでした。

もうすぐ10年…、と少し遠い目。僕より1つ年上だった彼の年齢は40で止まったままです。一緒にLSGを組んだキースもジョニー・ギルさんもなんとかアルバムを出している中、一番多作だったジェラルドが生きていれば、どれだけ多くの名曲を残してくれたか…と、思い返すとやはり残念でなりません。と思ったら。キース・スウェットさんが探し出してきてくれました。この「Let's Go To Bed」はジェラルドが亡くなる前にレコーディングしていた未発表曲。キースはこの曲が気に入り、ジェラルドのヴォーカル・パートを一部削って、その分を自分で歌って疑似デュエットにしたのだとか。いまどき実際に一緒に歌ってレコーディングするデュエットなんてほとんどないでしょうからね、これもありかと思います。しかし、ジェラルドの雄叫びは涙腺直撃、やっぱり反則なのです。



posted by ac at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | R&B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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