2016年03月19日

Just A Touch Of Your Hand / Don Bryant

the_northern_souljers_meet_hi-rhythm.jpg

ディープ・ソウル界の「最後の大物」オーティス・クレイさんが1月にお亡くなりになり、もう本当に観たいソウル・ショーなんてなくなっちまったのかなぁ…と寂しい気持ちになっていた春3月、このところ低迷気味だった(失礼!)ビルボード・ライブさんから久々に小躍りしたくなるようなニュースが届きました。あのドン・ブライアントさんがなんと来日公演を行うというではありませんか!

60年代に『PRECIOUS SOUL』というアルバムと、何枚かの素晴らしいシングルを残したのち、作曲などの裏方のお仕事に回ってしまったドン・ブライアントさん。1979年に「スーパー・ソウル・ショー」として、シル・ジョンソンさん、そして奥方のアン・ピーブルズさんとともに来日したそうですが、当時まだ小学生だった僕には知る由もありませんでした。1986年には『WHAT DO YOU THINK ABOUT JESUS』という素晴らしいゴスペル・アルバムを(自費で?)出していますが、それ以外に表立った活動の話はほとんど耳にしません(もう1枚ゴスペル・アルバムを出しているそうですが見たことがありません)。来日などありえないと思い、かのお店の公演希望アンケートにも名前を書くことはありませんでしたが、まさかの生ドン・ブライアント。観に行かないワケにはいきません。長いブランクに一抹の不安がないでもないですが、Teacherいわく「この人、おそらくほとんど同じ声で歌えるでしょう」とのこと。期待に胸が高鳴ります。

そんなこんなで、ここしばらくは「ドン・ブライアントさん祭り」、数少ない録音を繰り返し繰り返し聴いています。そんな中で改めて惚れ直しちゃったのがこの曲「Just A Touch Of Your Hand」。デトロイトのマイナー・レーベルのシンガー達がメンフィスまで出向いて録音した曲を集めた10年位前に出された『THE NORTHERN SOULJERS MEET HI-RHYTHM』というCD(上掲ジャケット)に、なぜかドン・ブライアントさんの60年代の未発表作品が5曲ほど収められていました。当時これも小躍りした記憶があります。その中の1曲。オリジナルはこれも同じCDに収められていたアル・ガードナーさんのもの。こちらは以前から「デトロイト・ディープ」の名盤として知られたシングルだったとか(恥ずかしながら僕はこのCDで初めて聴きました)。そのアル・ガードナーさんのオリジナル・バージョンはもちろん素晴らしいものでしたが、それ以上にため息をつかせてくれたのが、お蔵入りだったドン・ブライアントさんのバージョン。ガガーッと全力のストレートで歌いきっちゃうことの多いドン・ブライアントさんですが、この曲は若干抑えもきいて、深い深いソウルを感じます。


(↓アル・ガードナーさんのはこちら↓)



恐らく来日公演では、唯一のアルバムからのカバー曲が中心になるのだと思いますが、この曲か「Cloudy Days」「Clear Days And Stormy Nights」が聴けたら僕は死んでしまうかも。5月が楽しみで仕方ありません。

posted by ac at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | soul | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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