2015年12月18日

Pass Me Over / Anthony Hamilton

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いつも古い曲の事ばかりを書いているので、たまには「21世紀」の音を…。と思って引っ張り出したCDは、新しい新しいと思っていましたが、改めてひっくり返してみるともう10年も前のものでした。既に廃刊(休刊?)になってしまいましたが「bmr」の購読をやめた、つまりは現在進行形の音楽についていくのをやめたのが、ちょうどそのころ。以来、新譜が出るたびに買ってみる一線級の(?)アーティストは、このアンソニー・ハミルトンさんや、メアリー・J・ブライジさんアリシア・キーズさんくらいです。断片的にしか聴いていないので、現在の音楽シーンがさらに進化を続けているのか僕にはわかりません。この若い(といっても44歳)ながらも古めかしい歌いっぷりのシンガーの歌が、僕にとっては最新の音楽です(といっても10年前)。

媚を売らない塩辛い歌い方が何とも魅力的なアンソニー・ハミルトンさん。「Pass Me Over」は2005年のメジャー・デビュー2枚目のアルバム『AIN'T NOBODY WORRYIN'』に収められていた曲。シングル・カットはされませんでしたが、ゴスペルを感じさせる歌詞に(よくわかんないけど)、クワイアを仕立てた後半のコーラス。無骨な歌いっぷりが映える21世紀のソウル・クラシックだと思います。


アンソニー・ハミルトンさんについては、以前にアル・グリーンさんの客演曲ですこし書きました(こちら)。その際に「こんなにも土臭い歌いっぷりでいながら、なぜこんなにももてはやされているのか、僕には全く理解できません。」と書いたのですが、やっぱり時代はそっちの方に進んでいるのか、改めて調べてみたら2012年の『BACK TO LOVE』以降、クリスマスの企画もの以外はアルバムが出されていないようです。絶えゆくソウルの継承者であるこの無骨な歌い手にもう一度光を。

posted by ac at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | R&B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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