2014年05月23日

O Que Aconteceu Menina / Dominguinhos

Dominguinhos.jpg

ご覧のとおり、いつもだいたい味が濃くて脂っこそうな音楽ばかりをご紹介していますが、たまには爽やかなこんな音楽を。煮込みや焼きとんの合間に食べる、おひたしや酢の物がまた旨いのです。キンミヤの梅割りでも呑みながら…ね。


ドミンギーニョスさん。怪獣みたいな名前ですが(失礼!)とても美しい音色を奏でるサンフォーナ(アコーディオン)奏者です。ブラジルのアコーディオン奏者といえば、なんといっても「バイアォンの王様」ルイス・ゴンザーガさんが有名ですが、その一番弟子にして継承者。ブラジル北東部のペルナンブーコ州に生まれ、ご当地の音楽「フォホー」を演奏しながらも、ジルベルト・ジルさんシコ・ブアルキさんらMPB人脈とも交流を持ち、演奏者、作曲家、歌手として、ジャンルに囚われない幅広い活動をしていた人です。残念ながら昨年7月に72歳でお亡くなりになりました。

「O Que Aconteceu Menina」。「少女に何が起きたのか」(でいいの…?)しみじみといい曲です。御本人の朴訥な歌声に、繰り返す可憐な女声コーラスがまたいいのね。僕のiPodにはドミンギーニョスさんの曲が30曲ほど入っていますが、この曲含め4曲がトップレート入り(★★★★以上)。なんだ4曲か…と思うかもしれませんが、収録曲の1割以上がトップレートというのは僕の場合かなり高水準。他にもかなりの数の作品を残しているはずなので、もっといろいろ聴いてみたい…とたまに覗くブラジル音楽売場では以前から探してみているのですが、なかなか出会えません。アルバムいっぱいあるはずなんですけどね、この日本ではあんまり人気がないみたい。

上掲のジャケットは『MUSIC FOR SUNDAY LOVERS "PHILIPS YEARS"』という10年ほど前に出された国内編集のベスト盤。70年代にPHILIPSに残した4枚のアルバムからピックアップされたものです。他に『"RCA YEARS"』というのも。この『MUSIC FOR SUNDAY LOVERS』というシリーズ、他にもミルトン・ナシメントさんやナラ・レオンさん、ジョイスさんなども出されているみたいだけど、なんか「フリー・ソウル」みたいなシャレオツ系であまり好きではありません。でもこれしかないんじゃしょうがないやね。

posted by ac at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | brasil | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック