2012年11月12日

No Room In The Hotel / The Chosen Gospel Singers

chosen gospel singers.jpg

今年は楽しいことはみんな終わっちまいました…、などと先週書いたばかりのような気がしますが、一昨日は吾妻光良トリオ+1@三鷹バイユーゲイト、昨日は脱原発抗議行動サボって武蔵野はらっぱ祭り@都立武蔵野公園くじら山、と近場の楽しきイベントに連日参加。当然のことながら莫迦みたいに呑み続けているわけです。

そんな汚れつちまつた我が心、清酒で、じゃない、敬虔なるヴィンテージ・ゴスペル・ミュージックで少しでも清めようと、本日はこんな曲で一曲一献。

「Stay With Me Jesus」の名唱で名高い(名高くねぇか…)チョーズン・ゴスペル・シンガーズのみなさん。その昔、ゴスペル・クァルテットのなんたるかを我が国じゃ誰も知らなかった頃に出されたオムニバスLP『AIN'T THAT GOOD NEWS』に収められたこのメガトン・ナンバーを聴いて、日本にゴスペル・ファンが大勢誕生したのです(以上受け売り)。決して「名門グループ」と呼べるような輝かしいキャリアは持っていませんが、日本のヴィンテージ・ゴスペルのファンにとっては忘れられない存在の、間違いなく実力あるグループです。

その「Stay With Me Jeses」のリードをとっていたロバート・クルッチャーさんのガサガサしたハードなシャウトには本当に狂っちゃうんだけど(オヤジですから)、そのクルッチャーさん加入前、ハード・シャウティングこそないものの、「男の声の魅力」にのた打ち回るような濃ゆ〜いナンバーがこの曲「No Room In The Hotel」なのです。1920年代に書かれた人種差別を歌った歌。チョーズンのみなさんの録音は1954年です。コクの深い第1リードはどっかで聴いた声。調べてみたら、あっそっかぁ…のルー・ロウルズさん(多分)。なんだかいつも肩の力が抜けちゃってるような気がするルー・ロウルズさんですが、若い頃はこんなに熱唱。そして若いのにもかかわらずなんて深い声。さらにこの曲を名演に持ち上げているのは、ちょっとだけ登場する誰だかわからない第2リード。このダブル・バリトンを聴いて心に高揚感が生まれない方とは僕は友達になれない気がします。


トップに貼ったジャケットは1991年にP-Vineから出されたCD『THE COMPLETE SPECIALTY SESSIONS』。解説文を書いているのはこのところすっかりお世話になっているいづみやの佐々木健一さんでした。本日はヴィンテージ・ゴスペルと宮城から送ってもらった地酒の燗で心を洗おうかと。というところで、んでまず。

posted by ac at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | gospel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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