2012年04月09日

What Can I Do / Irma Thomas

simply grand.jpg

春。というのは出会いの季節でありますが、同時に別れの季節でもあります。サヨナラも言わずに去って行った人、こちらからお別れをした人、様々な理由でどうしようもなく離れ離れになってしまった人たち。「また逢おう」「いつまでも友達だよ」なんて言葉がしばしば嘘になってしまうことを僕らは知っています。昔「君は僕を忘れるだろう」という名曲がありました。

遅れていた桜もいつの間にやら満開に。眩い花を見上げながら、12月の来日公演のことをつい昨日のように思い出し、こんな曲を聴いていました。アーマ・トーマスさんの「What Can I Do」。あなたを幸せにするために、あなたともう一度一緒に歩むために、私はどうしたらいいの…と切々と歌う、美しくも切ないラブ・ソング。


以前に書いた「This Bitter Earth」という曲と同じ、2008年の『SIMPLY GRAND』に収められていた曲。たまらなく美しいメロディを書いたのはバート・バカラックさん。そしてたまらなく美しいピアノを弾いているのはデヴィッド・トカノフスキー(の読みでいいの?)さん。美しいイントロと、大サビの後、思いもかけずに切り込んでくる間奏にやられちゃうのです。で、いつもながらにたまらなく美しい歌声を聴かせるのがアーマさん。「どうすればいいの?」との疑問をそのまま宙に解き放つような語尾が、狂おしいほど切なく響きました。宝物のような一曲です。

posted by ac at 11:32| Comment(2) | TrackBack(0) | New Orleans | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「君は僕を忘れるだろう」
サビ繰り返し〜エンディング部分が最高!
ハモリもあったな。
ホーンのアレンジ最高だったよ。
Posted by kuwa at 2012年04月09日 23:59
 
うーん、まさに日本語サザン・ソウル!
若かったのに、渋すぎでした。
だからこんなん(?)になっちゃうんだな…。
Posted by ac at 2012年04月10日 07:40
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