2012年03月07日

Got A Mind To Ramble / The Yas Yas Girl

The Yas Yas Girl.jpg

杖を片手に現れたボビー・ウーマックさんのシャウトに心震わせたり、ベティ・ライトさんの圧巻のステージと圧巻のアフロにすっかり心を奪われたり、ここに書くべき大ネタはいっぱいあったのですが、全てとっくにアニキになってしまいました。寒い寒いと思っていたのに、いつの間にやら春はそこまでやって来ています。

ここをほったらかしていたのは、只々ひたすら酒を呑んでいたから。いや、ご存知のとおりいつでも呑んではいるけれど、(あえて事情は書きませんが)いつもより余計に呑まなきゃいらんないワケがあったのです。長いこと生きているとさ…、そういうことがまぁぽつりぽつりとやってくるのです。

「この幸せな家を捨てて、貨物列車でどこかへ行っちまいたい」と出奔ブルースを歌うのは、僕の心、ではなくて1939年のヤス・ヤス・ガールさん。ま、なんてことはない小唄ですけどね、心にグサリと刺さりました。


「Yas」といえば「尻」のこと。「マーリーン・ジョンソン(Merline Johnson)」という、親にもらった立派な名前があるのに、何が悲しゅうて「尻々娘」などと名乗るようになったのか、今の僕には知る由もありませんが、その名前のおかげか、当時は結構人気があったようです。1937年〜41年までの短い間に100曲に近い曲を録音しています。どブルースから粋な小唄まで、芸風は多岐に渡りますが、偉大なる先輩のベッシー・スミスさんほどの歌ぢからはありません。まぁ、ケツ女ですから、上手く歌おうなんてことはこれっぽっちも思っていなかったのでしょう。大酒呑みで、なんでも特に安酒が好きだったとか。なんとも気が合いそう。戦前エロ・ブルース(Sugar in My Bowlさんから無断拝借)、ホッピー片手に聴きたいところです。

posted by ac at 18:46| Comment(0) | TrackBack(0) | blues | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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