2011年09月12日

La Casa De Al Lado / Liliana Herrero

igual a mi corazon.jpg

真夏が帰ってきたかのような強烈な日差しの中、iPodから突然流れたこの曲にやられて、道の真ん中で立ち止まる。リリアナ・エレーロさんの「La Casa De Al Lado(隣の家)」。たまらなく切ないメロディに魂を揺さぶるような歌声。2007年のアルバム『IGUAL A MI CORAZÓN(私の心と同じように)』の冒頭に収められていた、ウルグアイのシンガー・ソング・ライター、フェルナンド・カブレラさんのペンによる、胸を掻きむしられるナンバーです。

アルゼンチンが生んだ偉大なる歌手。フォルクローレといえば「コンドルは飛んでいく」くらいしか知りませんでしたが、この人の歌を聴いて見る目(聴く耳?)が変わりました。技巧や芸術やエンターテイメントとしての歌ではなく、人生そのものが歌であるような、まっすぐな「歌」。哲学で大学の教壇にも立っているらしく、あだ名は「ほろ酔いの哲学者」だそうです。

僕は2006年の10月に吉祥寺でライブを観ることができました。その何かに突き動かされているような、身を削るかのような歌いっぷりともに、茶目っ気のある笑顔も印象的でした。1948年生まれだから今年で63歳、とてもチャーミングな女性です。
 

魂でうたう歌。形は違えどソウル・ミュージックなのです。メモリアル・デイの翌日の今宵、恐ろしいほど美しい満月です。
 

posted by ac at 19:31| Comment(0) | TrackBack(0) | latin | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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