2010年11月17日

Wrap Your Troubles In Dreams / Bogalusa

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『TALKING ABOUT DIME』。このアルバムが出たのは2007年4月のことです。ボガルサなる人たちがどういう人かも何も知りませんでしたが、ヴィレッジ・バンガードで強力プッシュしていたこのアルバム、裏っ返して曲目見るとどれも好きな曲ばかり。「うちのバンドと守備範囲が近いなぁ…」と即買いました。聴いてみれば、安直カバーの僕らのバンドとは違い、確固たる個性を持った独自の音世界。よく練られたアレンジとオリジナルよりも濃いジャイヴ感覚に、少々嫉妬を覚えながらも惚れ込みました。近々ライブも聴きに行こうと思っていた矢先のその年の9月、ヴォーカル&ギターの藤岡テッシンさんが亡くなりました。自殺でした。デビュー・アルバムが発売されてわずか4ヶ月後のことです。

この「Wrap Your Troubles In Dream」は、ノベルティなジャイヴ曲がならぶそのデビュー・アルバムの最後にひっそりと収められていたナンバー。1931年に作られたポピュラー・ソングです。ビング・クロスビーフランク・シナトラジューン・クリスティなど、主に白人ジャズ歌手ですが、多くのシンガーに歌い継がれてきた美しいメロディを持つ名曲です。

憂鬱が君を 捕まえたなら 追い払うのさ ステキな夢で
雲の晴れるまで 君にできること 夢を見るのさ ステキな夢を
ふりだしに 戻される こともあるだろう だけど涙より 微笑を さあ顔上げて
雨の後には 虹を見るだろう 夢を見るのさ ステキな夢を

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ほぼ原曲の意味どおりながら直訳でイメージを壊してしまうことなく、見事に日本語詞にしています。藤岡テッシンさんは長らく中央線沿線のストリートで演奏をしていたそうなので、僕も一度は通りかかったことがあったかもしれません。長い苦労の後ようやく出したCDでした。ルイ・ジョーダンスリム・ゲイラードキャブ・キャロウェイ。楽しい歌ばかり歌い続けていた彼を捕らえた憂鬱がどんなものであったのか、僕にはわかりません。夢では追い払えなかったのか。あるいはステキな夢を見すぎたのか。

posted by ac at 22:21| Comment(2) | TrackBack(0) | others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
bogalusa何回かライブ見た事ありますょー。

友達の知り合いだったりして。
素敵ですょね、去年湘南の海の家で
聴いた時はかなり萌え萌えでしたー☆★

あたしもCDかおっかなぁー
Posted by じゅんじゅん at 2010年11月17日 23:39
 
今でもメンバー変えて活動続けてるんですよね。ライブもいつか観てみようと思います。
アルバムはかなりいいですよ。おすすめです!
Posted by ac at 2010年11月18日 00:06
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