2009年12月03日

It's Your Body / Johnny Gill

let's get the mood right.jpg

13年前、吉祥寺のWEVE(懐かしい…)で試聴して買ったのを今でもはっきり覚えています。ジョニー・ギルさんの『LET'S GET THE MOOD RIGHT』。試聴機の前で1曲目の童顔氏による表題曲バラッドでノックアウト、当時いきなりココロのベストテン第1位に躍り出たアルバムでした。「これでルーサーの後釜は決定。当分はジョニー・ギルの時代が来るなぁ…」なんて思っていたのですが、それから一挙13年。僕の予想なんてのはハズれても当然なんですが、LSGでその実力の片鱗を見せた以外はほとんど死んだふり、ソロ・アルバムが1枚も出ないなんて、まさか思ってもみませんでした。

そのジョニー・ギルさんが現在来日中。しかもボビー・ブラウンさんとラルフ・トレスヴァントさんと一緒です。ニュー・エディションの新旧(というか旧旧)リード・ヴォーカルそろい踏み、うむ、豪華といえば豪華ですが、なんだか後ろ向きなラインナップ。そもそも音楽に関する姿勢としてはいつも過去を見ている基本的に後ろ向きな僕ですが、ジョニー・ギルさんには前向きであって欲しいと思うのです。それだけズバ抜けた喉を持っていると思うから。しかも僕よりたった1つ先輩。まだまだ老け込んでもらっては困るのです。

観に行けば行ったでお約束の「My, My, My」にやられちまうんだろうと思うけど、あとの二人にはあんまり興味はないし、チケット高いし、元ボビ男君とか思われてもいやだし(思われないって)。雨空の東京ミッドタウンに思いを馳せつつ、懐かしのCDを棚から引っ張り出して自宅で一献の師走の夜なのです。

「It's Your Body」。今は死んだふりしてるジョニー・ギルさんに、今はもう死んじまったロジャー・トラウトマンさんが客演したメロメロ(エロエロ)・バラッド。ジョニーの歌は言わずもがなですが、肉声以上に歌うロジャーのトーク・ボックスに泣かされちまうナンバー。実はこの曲、名曲居並ぶこのアルバムの中での唯一のジョニーのセルフ・プロデュース。でもって作曲もバックのインストルメントも殆ど自身の手によるものです。これがすこぶる出来がいいってんですから、前途洋洋順風満帆のハズでした。懐メロどさ回りやってる場合じゃないよな、と雨空の東京ミッドタウンに思いを馳せつつ思うのです。




posted by ac at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | R&B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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