2015年06月21日

Sweet Dreams / Mighty Sam McClain

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マイティ・サムことサミュエル・マクレインさんが6月16日にお亡くなりになったそうです。享年72歳。4月に脳梗塞で倒れ闘病中だったとのこと。心よりご冥福をお祈りいたします。残念でなりません。

初期のストーンズがカバーしていたオーティスソロモン・バークを聴いてサザン/ディープ・ソウルの世界に一歩足を踏み入れた学生時代。もっぱら聴いたのはそのオーティスやバークに、ピケットアレサなど、アトランティックからLPが出されていたいわゆる大物ばかりでした。それらをひととおり聴いた後、「何か他にも…」と初めて買った非アトランティックのディープ・ソウルのアルバムが上掲ジャケットの『NOTHING BUT THE TRUTH』だった気がします(薄れゆく記憶…)。1960年代のエイミーでのシングル作品を寄せ集め、英CHARLYがアルバム化したもので、P-VINEが解説と帯をつけて当時国内発売していました。YouTubeなどない時代、音を聴くには買ってみるしかなかったのですが、学生の小遣いには決して安くないLPレコード、得体の知れないシンガーのアルバムを手に取った僕をレジに向かわせたのは、帯に書いてあった「ここにある16曲すべて絶品、汗たれる」という素晴らしいコピーでした(笑)。すべて絶品、というのは少々過大評価とは思いましたが、汗をたらして何度も何度も聴いたものです。いわば初めて好きになった無名(失礼!)シンガー、僕にとっては特別な人です。

マイティ・サムさんは1943年ルイジアナ州モンロー生まれ。60年代の半ばにフロリダ州ペンサコーラで歌っていたところを地元のプロデューサーであったパパ・ドン・シュラウダーさんにスカウトされてレコード・デビューを果たしています。パパ・ドンがレコーディングのために連れて行ったのが「サザン・ソウルの聖地」マッスル・ショールズ。時代が時代で場所が場所、ですからね、上掲アルバムには絵に描いたようなサザン/ディープ・ソウルがぎっしりと詰まっています。その中での代表曲にしてデビュー曲でもある「Sweet Dreams」を。オリジナルはカントリーのドン・ギブスンさんのものだそうですが、マッスル・ショールズの手練れの面々により見事なサザン・ソウルに昇華しています。甘みのある曲調の中、力強いシャウトを聴かせるサムの歌声が素晴らしい!


マッスル・ショールズでは見事なディープ・ソウル・シンガーを演じたマイティ・サムさんですが、その後の録音の数々を聴くと、もう少しブルースに近い立ち位置だったことがわかります。1986年にはギターのウェイン・ベネットさんを引き連れて来日、国内のミュージシャンをバックに(梅津さんと片山さんがサックス吹いてんだよね)素晴らしい公演を行いました。といっても、まだソウルをかじりかけのケツの青いガキだった僕は、当然ながらこのライブを見逃しています。「素晴らしい」と思うのは、この時のステージがLPになっていて、何度も何度も聴いたから。ナマで聴くことができなかったことを心より悔やみます。エイメン。


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2015年06月07日

キエンセラ / 林家三平

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交流戦ではめっきり得点が入りません中日ドラゴンズ。横浜ファンのみなさまとともに交流戦の早期終了を願う日々です(でも今日は勝っちゃいましたが…)。ストレスは身体に良くないそうですので、僕は今日も「俺のベンチ」にてココロの洗濯をしてきました。しかし洗濯のし過ぎであちこち擦り切れてきたようです。

昨日はサラリーマンの聖地、新橋でのライブ。お越しいただきましたチャーミングなみなさま方には心より御礼を申し上げます。お店は何度も呑みには行っているものの、出演は初めての地下室黒人音楽酒場「ARATETSU UNDERGROUND LOUNGE」。我がバンドにオープニング・アクトなどおこがましいのですが、売出し中のSUNNYさんに、素晴らしい歌声とスリリングなギター・プレイ(失礼!)と満面の笑みで、舞台(客席の一角だけどね)を温めていただきました。そして僕らのバンド。初めてのお店ということもあり、割とまともな曲ばかりを選曲したつもりでしたが、店主のARATETSU師からは「ここまでバカなバンドだとは思わなかった」とのありがたいお言葉をいただきました。この道を進んでいこうと思います。

1953年にメキシコのトリオ・ロス・パンチョスのみなさんが世界的ヒットをかっとばした「キエンセラ(Quién será)」。昨夜も我がバンドのトランぺッター氏が熱唱をいたしました。日本語版だとザ・ピーナッツのみなさんのバージョンが知られているようですが、僕らがお手本とするのは先代林家三平師匠のもの。この道を進んでいこうと思います。


ちなみにトランぺッター氏がもう1曲熱唱した「Bésame mucho」もトリオ・ロス・パンチョスのものが有名でした。僕らは決してラテン・バンドではありません。
 
posted by ac at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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