2012年02月18日

Shoe Shine Boy / Wingy Manone

Wingy Manone.jpg

なんとも迫力のある顔でラッパ吹いてるのはウィンギー・マノンさん。1900年、ニューオーリンズに生まれたトランペッターでバンド・リーダー、そして陽気なシンガーです。

主に1930年代にご機嫌なナンバーを数多く残しているウィンギー・マノンさんですが、知っている人はあまりいないかもしれません。僕も最近上掲のアルバム買って、彼の素晴らしさを知りました。一般に(といってごく一部の人にですが)知られているのは、彼の「Tar Paper Stomp」という曲のリフがグレン・ミラーの大ヒット「In The Mood」のテーマ(♪サバラサバラサバラサバラ〜)としてパクられた、ということくらい。ウィンギー・マノンさんの名前でググってみてもその話くらいしか出てきません。

でも、そのニューオーリンズ・スタイルのバンドと、ファッツ・ウォーラーさんキャブ・キャロウェイさんにもつながる彼のボーカルは、いくつもの密かな楽しい名演を残しています。きっと同郷の後輩、ルイ・プリマさんあたりは彼に憧れていたはず。1935年、昭和10年のご機嫌な「Shoe Shine Boy」をどうぞ。


ジョセフ・ウィンギー・マノンさんは実は隻腕のラッパ吹き。10歳の頃に路面電車の事故で片腕をなくしています。だからトランペットを選んだのでしょう。プランジャー・ミュートこそできませんが、一応バルブ操作はできます。でも僕も一時経験があるからわかるけど(酔っ払ってすっころんで脱臼しました)、片手が使えないのって、えらい苦労したことと思います。靴下もろくに履けないし、靴磨きも難しいね。

posted by ac at 17:20| Comment(5) | TrackBack(0) | jump & jive | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月12日

Why Does It Hurt So Bad / Whitney Houston

waiting to exhale.jpg

「I Will Always Love You」などという世紀の駄曲を歌ってしまったがために、ファンであることを公言することがどうにも憚られるような存在となってしまっていましたが、実は親の代から贔屓にしておりました。ホイットニー・ヒューストンさん。心よりご冥福をお祈りいたします。

「Saving All My Love For You」のシングル盤(!)買ったのは、まだ黒人音楽ファンを自認する前の高校生の頃。その後の王道ポップ・スターぶりにしばらくは距離をおいていましたが、ベビーフェイス絡みということで手を出した95年のサントラ・アルバム『WAITING TO EXHALE』に収められていた「Why Does It Hurt So Bad」にガツンと叩きのめされました。当時ココロのベストテン第1位に12週連続居座り続けた僕の中でのモンスター・ナンバー。今でも歌詞見なくても全部口ずさめちゃうのです。大サビがもうとにかくすごい、童顔氏とホイットニーによる芸術品。


さすがシシー・ヒューストンさんの娘、とため息つかせて。以来、アルバムが出れば必ず買う隠れファンになりました。好きな曲がいっぱいあります。でも件の曲で涙流しちゃうような「純粋なファン」と一緒に観るのがどうにも耐え難いような気がして、来日公演は行かずじまい。今となっては本当に悔やまれます…。96年のMTVアワードかなんかのパフォーマンスを。


今日は別の人の別の曲のことを書こうかな…と思ってたんだけど、突如ツイッターのTLを埋め尽くした訃報に驚き、お題変更。享年48というのにも驚きました。相対的年齢差はどんどん縮まるもんで、今ではほとんど同世代。残念でなりません。R.I.P.

posted by ac at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) | R&B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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