2011年12月31日

What A Little Moonlight Can Do / Billie Holiday

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本を100冊くらい捨てました。あぁ気持ちいい。でもそれ以外は積み残しのまま酒に呑まれてふと目覚めれば大晦日。せめてもう2〜3日は欲しい、いやいやえんどなイヤーエンドなのであります(?)。その積み残しのひとつを終わらせるべくこのブログにて年末のご挨拶。

とんでもなかった2011年。Twitterをはじめたせいなのか、訃報ばかりが目につきました。古澤良治郎さん、クレイ・ハモンドさん、マーヴィン・シーズさん、与那嶺要さん、坂上二郎さん、ロリータ・ハロウェイさん、パイントップ・パーキンスさん、ラティモア・ブラウンさん田中好子さん、団鬼六さん、コーネル・デュプリーさん、児玉清さん、ギル・スコット・ヘロンさん、レイ・ブライアントさん、ベニー・スペルマンさん、クラレンス・クレモンズさん、ピーター・フォークさん、ジェリー・ラガヴォイさん、宮尾すすむさん、原田芳雄さん、中村とうようさん、エイミー・ワインハウスさん、小松左京さん、ジョー山中さん、日吉ミミさん、杉浦直樹さん、ワンガリ・マータイさん、シルヴィア・ロビンソンさん、スティーブ・ジョブズさん、柳ジョージさん、北杜夫さん、ジョー・フレイジャーさん、隆の里俊英さん、キラー・カール・コックスさん、立川談志さん、西本幸雄さん、Jブラックフットさん、ハワード・テイトさん、ヒューバート・サムリンさん、吉田カツさん、森田芳光さん、上田馬之助さん。RIP。そして東日本大震災。パンダは来たけど多くのものを失くした年です。個人的には懇意にしていただいていた妻の伯母と伯父も相次いで亡くなりました。さらにオサマ・ビン・ラディン氏にカダフィ大佐に金正日総書記。世界はどんどん小さくなっていきます。

多くの方々がお亡くなりになりましたが、彼らが残したものがその輝きを失うわけではありません。52年も前に亡くなられたビリー・ホリディさんの今も輝き続ける作品群の中から、もう大好きな「月光のいたずら(What A Little Moonlight Can Do)」で、明るく今年のお別れ。人生の辛苦を背負い込むように重苦しく歌う印象のあるビリー・ホリディさんですが、この曲は1935年のほぼデビュー作。バラ色の人生が待ち受けているかのように、はじけるような幸せを噛みしめて歌う20歳に、テディ・ウィルソンさんのピアノにベニー・グッドマンさんのクラリネットも踊ってます。


さてさて今年も毎度のごとく、何もできぬまま酒に呑まれて暮れていきます。一応お掃除もしなくちゃいけないのでこの辺で。いろんなところのいろんな皆様方、不義理をお許しくださいませ。また、今年もこちらで一献おつきあいいただきました奇特な皆様には感謝申し上げますとともに良いお年をお迎えください。チャオ!
 
posted by ac at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | jazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月23日

Someday At Christmas / Mary J. Blige

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クリスマスが近づいてくると心がすさんでくる、というのはロクでもない人生を送ってきた証しでしょうか。ま、クリスチャンでもなんでもないしね、毎年クリスマスはいつものようにイカでも齧りながら熱燗すすって早く寝ちまう僕なのです。どうせ明日は(明日も、か…)呑んだくれちまうと思うので、本日更新。

しかしなんだかんだいいながらやっぱり各所でイルミネーション灯しちゃうのね。綺麗っちゃ綺麗で、ぼーっとしちゃったりもするんだけど、僕はあの春先の真っ暗な駅前の方が、よっぽどか美しかったと思うのです。なのに原発稼働率2割以下、で、このキラキラ。やっぱりなんか騙されていたような気がします。

クリスマスにはなんら思い入れはないんだけど、クリスマス・アルバムってのは好きで、何枚も持ってます。なんだかいいんだよね、いい大人がクリスマス・ソング真面目に歌っちゃうってのが。1999年当時のR&Bオールスターズによる『MY CHRISTMAS ALBUM』から、昔から大好きな「Someday At Christmas」を。これまた大好きな、新作も好調なメアリー・J・ブライジさんのソウルフルな熱唱で。


皆様素敵なクリスマスをお過ごしください。寒いからね、熱燗のクリスマスもなかなかですよ。

 

posted by ac at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | R&B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月06日

Let It Be Me / Irma Thomas

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ふわふわと街を歩いていて電信柱にぶつかりました。「Like Someone In Love」なのです。嘘です。単なる泥酔。でもね、先週お会いした70歳の女性には恋をしてしまったのです。

いつもながらにタイムリーな更新ができず(毎晩呑み過ぎだね)、すでにあちこちにライブ・レポートがアップされておりますので(もっとも愛に溢るるライブレポはこちらで)、僕ごときがもう何も付け加えることはないのですが、個人的備忘録として。アーマ・トーマスさん@Billboard Live。12月2日(金)1stステージを観てまいりました。

声がね、全くそのままなのですよ。全体バランス無視の最前列中央砂かぶり席に陣取らせていただいたもんで、もう普通に会話をするような距離。ナマの声が聴こえてくるワケですが、これが録音当時と全然変わらないわけです。もちろん近作でもその素晴らしい喉は堪能させてもらってはいましたが、ライブではどうか?との一抹の心配は…全くの杞憂に終わったわけです。いやいや期待を大きく上回る出来。そしてMCをほとんど挟まず次々と名曲を繰り出すステージングに、歌への愛情というか想い、プロフェッショナルでありつつ歌うこと自体が大好き、というような、読んでる皆さんにはなんだかよくわかんないだろうとは思いますが、とにかく、アーマさんの深い魂が突き刺さってきたわけです。

初めてアーマさんの歌声を聴き、惚れ込んでから約四半世紀。恋焦がれていた歌姫との初対面だったのです。序盤で歌われた名バラッド「Let It Be Me」には万感の思いが去来し、胸が詰まりました。「Like Someone In Love」なのです。


惜しむらくは、恋する人が手を伸ばせば届くようなところにいたにも関わらず、握手すらできなかったこと。手を出せば黙って握ってくれたかもしれないけど…シャイな僕。2部に行ってりゃサイン会もあったのにね。恋は淡い恋のままに…な夜でした。その後はいつものように呑んだくれちまったけど…。
 
posted by ac at 21:15| Comment(2) | TrackBack(0) | New Orleans | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月01日

If You Move I'll Fall / Soul Children

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明日はいよいよアーマのライブだ!などと少々浮かれながらも仕事に没頭しているころ、TwitterのTLにはこの人の訃報が飛び交っておりました。J.ブラックフットことジョン・コルバートさん。11月30日、メンフィスにて他界されました。享年65歳。2008年のソウル・チルドレン復活作では往年と全く変わらない喉を聴かせてくれていました。若すぎます。エイメン。

同僚のノーマン・ウェストさんとともに、僕の考える最も「塩辛い」喉の持ち主。ソロで歌った1983年の「Taxi」はもちろん永遠の名曲ですが、それ以上に打ちのめされた曲、ソウル・チルドレン時代は1976年の「If You Move I'll Fall」にて献杯。こんなに擦り切れそうに歌う人はいません。4分30秒過ぎからの「語り」に落涙するのです。献杯。そしてまた献杯。


posted by ac at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | soul | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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