2011年11月23日

Don't Let The Sun Catch You Crying / Louis Jordan

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僕がここに「泣くな浅尾!来年があるさ…。」と書いたのは昨年の11月13日のことでした。それから1年とちょっと、浅尾投手は先日の日曜日、今期通算88試合目の登板(!)にして再び力尽きました。そしてそれは落合博満監督の最後の試合でもあった訳です。思い起こせば8年前、落合監督就任発表に「う〜ん…」、そして開幕戦の「先発投手・川崎」に「だからイヤな気がしたんだよぉ!」と思った自分を深く恥じ入ります。あれからリーグ優勝4回、Bクラスは1度もなくクライマックス全て出場。野球を観始めて30数年、このような黄金時代はかつてなかったのです。ありがとう、そしておつかれさまでした。

そんなこんなで何となく気の抜けたような秋の空。うちのバンドは本日ライブです。今晩初めてステージで歌う曲「Don't Let The Sun Catch You Crying」を。ジャンプ・ブルース界で一番偉い人、ルイ・ジョーダンさんの1946年のナンバーです。「おひさまに涙を見られちゃいけないぜ」。下の映像はルイ・ジョーダンさんの時代がとうに終わった1966年、テレビ番組「THE BEAT!!!」に出演したときの映像です。全盛期の艶のようなものはありません。


今年最後のライブが終わると、冬がやってきます。来年の春、最強セットアッパー浅尾拓也を育てた落合監督と森コーチはいません。同じような熱い気持ちで野球が観られるかなぁ?と思います。

ま、とりあえず今夜です…。
 

posted by ac at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | jump & jive | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月14日

Don't Break Your Promise (Too Soon) / Bobby Womack

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我が愛する中日ドラゴンズとソフトバンク・ホークスによる日本シリーズ。しびれるようなロー・スコアのゲームを敵地で2戦とも制して、明日から名古屋へ。これぞ落合野球!という泣きたくなるほどいい試合でしたが、残念ながら仕事とバンドのリハでいずれもリアルタイムで観戦できず、少々間抜けながらビデオで後追い確認などしている秋の宵、当然ながら手に汗は握らないのです。明日は観られるといいなぁ。

さて。「いったいボビー・ウーマックさんはどうしちゃったんだろう」とここに書いたのは2008年3月のことでした。それからさらに3年以上も「どうしちゃったんだろう」状態が続いておりましたが、ついに海を渡ってやってきます来年2月。呼んだのはビルボード・ライブさん。エライ。来月のアーマ・トーマスさんに続き「冬のソウル祭り」が開催されるのです(間あきすぎだけどね)。

と…、もちろん嬉しいことはもちろん嬉しいんだけど、心配なのはボビーさんの体調やら喉やらもろもろ。「ラスト・ソウルマン」とかいってあれほど精力的に活動していた人が、90年代半ば以降突然活動休止状態。上掲ジャケットの1994年のアルバム『RESURRECTION』以降、出したのはクリスマス・アルバムとゴスペル・アルバムの2枚のみ、しかもいずれも前世紀です。来日も、僕の記憶が正しければ16年ぶりですから「いったいどうしちゃったんだろう」と思うワケです。大丈夫なんだろうか?と最近の映像探してみたら、2年前ですが、2009年のロック殿堂入りの際の映像を見つけました(「If You Think You're Lonely Now」!)。ちょっと「懐メロ歌手」然とした感じがないでもないですが、結構元気そう。「It's All Over Now」のロニーのギターがヘロヘロで笑います。

そのロン・ウッドさんが作ったレーベルの第1弾として出されたアルバムが『RESURRECTION』。ラスト・ソウルマンによる(今のところ)ラスト・ソウル・アルバムです。なかなか力作のこのアルバムから、涙なくしては聴けない「Don't Break Your Promise (Too Soon)」を。スケールの大きなバラッド、ゲスト・ヴォーカルはロッド・スチュアートさんに、何モノだか知らないけどブレンダ・リー・イーガーさんとか言う人。さらに間奏は突然サム・クック賛歌になって、絡んでくるのはルイス・ウィリアムスさんfromオヴェイションズ(涙)。そしてバックを務めるのは言われなくちゃ気付かないけど、キースにロニーにチャーリーのfromストーンズの豪華な面々。でもそんなゲストの名前を出すまでもなく、ホントにいい曲です。YouTubeで拾った映像貼り付けますが、なぜかジャケットは1975年の『I DON'T KNOW WHAT THE WORLD IS COMING TO』、ややこしいのでご注意を。


2月なんてまだまだ先だ…、なんて思っているとチケット予約忘れちゃったりすることの多い近頃。誰のせいそれはあれだ歳のせい。

posted by ac at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | soul | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月07日

Jest Smoochin' / King Curtis

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このとってもファンキーなジャケットのアルバムはその昔アトランティックから出された『ATLANTIC HONKERS』。僕がずぶずぶと「野卑なサックス吹き」への道を歩み始めるきっかけとなった1枚、の2枚組LPです(←ややこしい!)。タイトルどおり大アトランティック・レコードに残されたホンカーのみなさま方の録音集。ご存じない方のために…、ホンカーというのは、音楽性とか芸術性よりも娯楽性や大衆性を重視している愛すべきサックス吹きのこと。音がでかい、音が汚い、フレーズが単純、というのがその認定条件になります。40年代の人力ヘヴィ・メタル、のようなもの。エレキ・ギター+エフェクターが一般的になる前の時代では、テナー・サックスこそが少年の憧れだったわけです(ホントか?)。

このアルバム、登場するのは1940年代末〜50年代を中心とした有名無名のホンカーさん達。「リトル・ジャイアント」としてその後ハード・バップで名を上げるジョニー・グリフィンさん(昔はブロウしてたのね…)を擁するジョー・モリスさんのバンド(「Wow!」)に、レッド・プライソックさんを擁するタイニー・グライムスさんのバンド、ハル・シンガーさんを擁したジェシー・ストーンさんのバンドなどの極上ジャンプ系バンドに、ウィリス・ジャクソンさんや僕の最も敬愛するアーネット・コブさんといった(この世界では)大御所の演奏も。いずれも競い合うかのようにくっさい演奏を展開しております。

そんなナンバー並ぶ中、ひときわ臭い立つのがアトランティックの大立者、キング・カーティスさんの「Jest Smoochin'」。「音が汚いにもほどがある」と言われちゃいそうなグロウルしまくるテナーにズンドコ・リズム、ペケペケ・ギターで受けて立つのはミッキー・ベイカーさんだ。本来キング・カーティスさんは大アトランティックにてアレサのバンドの音楽監督やプロデューサーまで務めた実力者ではありますが、ここではあえてその知性をかなぐり捨て、音がひっくり返るほどのグロウル。名人衆による史上最も下品な演奏がここに完成しました。昔のTVドラマのキャバレー・シーンなんかでよくこんなんかかってたよね。


あたしのグロウルにも磨きをかけなきゃ、というライブも近づく秋の日々。下手と下品は近いようで全く別物。ちゃんと練習しなきゃきちんとした下品な演奏(?)はできません。精進しなきゃね。

posted by ac at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | jump & jive | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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