2008年06月28日

Am I Ever Gonna See My Baby Again / The Sweet Inspirations

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よく独りで呑みに行きます。孤独を好む、という訳じゃないけど、変に気を使った会話をしているよりも独りの方がずっとラクなので。

初めての居酒屋に独りで入るときに難しいのはそのポジショニング。となりが声のでっかいおっさん3人連れだったりするとなんだか興ざめだし、大将前の常連席に座っちゃったら諸先輩方から煙たがられちゃう。後から席を替えるのも無粋だし、戸を開けてから数秒間、殆ど瞬時に判断しなくちゃいけません。ツレでもいれば「どこにする?」なんて時間も稼げますけどね…、これがスマートになると独り呑みのプロ。でも昨夜も常連さんに囲まれちゃって少々居心地悪く、まだまだアマチュアです。

独りでも充分やってけるのに4人まとめて勝負していたスウィート・インスピレイションズの皆さん、で今宵は一献。ガール・グループというとシュープリームスやらデスチャやら、って年代飛びすぎだけど…、そういうポップなものを連想しちゃう人が多いかもしれませんが、全く違う実力派。残念ながらセールスも全く違ったみたいですけど。力強いリードにド迫力コーラス、そのまま教会で歌えそうです。

いやいやそれも当然、元々はゴスペル・グループのドリンカーズ・シンガーズが母体です。ディオンヌ・ワーウィックやらジュディ・クレイ、ドリス・トロイなんかの実力派も出入りしていたみたいですが、この曲の頃はシシー・ヒューストン(ホィットニーのお母ちゃんね)とエステル・ブラウンが2枚看板。ハイ・トーンで切れ味鋭く突き刺すシシーと、肝っ玉アルトのエステルが対照的で、1粒で2度楽しめちゃうグループでした。

実力派の割には話題に上ることは少ないですが、実はいつの間にか彼女たちの歌声を聴いていたという方も多いはず。アレサのバックには多数参加してる他、アトランティックのソウルのバック・コーラスといえば彼女たちが定番です。あと意外なことにエルヴィスのバックも長年勤め、ステージにもつきあってたみたい。そっちのほうが実入りが多かったかもね。

この曲「Am I Ever Gonna See My Baby Again」は1968年の3作目『WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE』から。A面5曲目にひっそりと収められていた曲です。ギター1本から始まるイントロの地味〜なナンバーですが、聴けば聴くほど味わい深く、初めて聴いてから15年も経ってるけど未だに愛聴曲。ちょっと間違えると壊れちゃいそうなシシーの危ういビブラートにやられちゃう。いい曲です。いやほんと。独酌のお供に是非!


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2008年06月16日

You Used Me / Marie Queenie Lyons

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やんなきゃいけないことはいっぱいあるけど、そんなこたぁ「やんなきゃいけないことをやる日」にやることにして、今日は一日主電源オフ。コンセントひっこ抜いちゃいました。久々にNBAファイナルなど観て、そのあとは俺のベンチで青空ビール。たまにはぼーっと頭んなか空っぽにして、いい曲聴いて心の洗浄。みんな働いてる月曜日、多少の後ろめたさはありましたが。

そんな浄化剤のひとつがこの曲、今日はじめて聴いてしびれちゃったのがB級ながら妙に胸に突き刺さる「You Used Me」。iPodから流れてきたマリー・クイニー・ライオンズさんの曲でした。

1970年に唯一のアルバム『SOUL FEVER』を残したのみで、その後行方知らずとなったマリー・クイニー・ライオンズさん。中古市場では高値取引されてたみたいですが、この春ようやくめでたくCD化。なかなかいいアルバムですけどね、残念ながら後が続きませんでした。JBの曲など歌っていることもあり、世間じゃファンキー・ソウルのカテゴリーで語られているみたい。誰が訊いたか知らないけれども本人もJBにあこがれていたとか。シャウトする喉も曲へのノリもそこそこの実力の持ち主ですから、うまくいけばリン・コリンズやヴィッキ・アンダーソンと肩を並べるファンキー・ディーヴァになれたかもしれません。身長が180cm近くあったらしいので、肩は追い抜いちゃいますね。いや、身長が高かったせいでJBには呼んでもらえなかったのかも。

ファンキー・サイドももちろんカッコいいですが、数年前にKENTから出ていた良質コンピ『KING'S SERIOUS SOUL: TOO MUCH PAIN』にも収められていた「We'll Cry Together」にやられちゃってましたので、僕にとってはディープ・ソウル・シンガー。ファンキー曲ではトゥ・マッチなシャウトもありますが、バラッド歌わせると可愛くもディープ。心が洗われます。でもアルバム・ジャケット(↑)はインパクトありすぎ。というか怖すぎるかも。
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2008年06月09日

Thinking Of You / Melvin Davis

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メルヴィン・デイヴィスがめちゃくちゃ好き!と言うわけではないんだけど、この曲がめちゃくちゃ好きです。「Thinking Of You」。そういうのありますよね。カーペンターズなんて好きでも何でもないけど「Close To You」は妙に好き、とか。ま、それほど極端でもないですけどね、元々とってもいいシンガーなので。

デトロイトで地道に活動を続けるシンガー。元々はドラマーだったらしいです。60年代初期から自己名義のバンドなどを細々とやっているところをホーランド=ドジャー=ホーランドに拾われて、彼らがモータウンを飛び出した後のインヴィクタスでエイス・デイ(The 8th Day)というグループを結成。このエイス・デイには「You've Got To Crawl Before You Walk」というグレイト・ミディアム・ナンバーがありますがそれはまた別の機会に。遅筆なのでいつになるかはわからないけど…。

そのエイス・デイは2枚のアルバムを残したのみであえなく解散。メルヴィン・デイヴィスさんは再び不遇の時代を迎えるわけですが、70年代後半から90年代初頭までのソウル・ミュージック暗黒時代もひっそりと数は少ないながらシングルを出し続けます。上掲のCD『LOVE, TRUTH AND VICTORY』はその数枚のシングル盤に未発表曲を組み込んで、93年にこれまた(結果的に)ひっそりと出されたアルバム。P-vineのいい仕事でした。

収録曲は全て自作曲ですが時代的なものなのか何なのか、妙にメッセージ性が強かったり、似合わないファンクをやっていたりで、あまり僕の好みではない音と楽曲が多いです。でもこの曲は抜群。グンバツ。未発表曲らしいですが、なんでこの曲シングルにしなかったのかなぁ。そしたら人生変わってたかもしれないのに。と、べた褒めするのは僕だけかもしれませんが。

気持ちのいいミディアムのリズムをバックに美しいメロディを歌い上げるメルヴィン。fire still burns!炎はまだ燃え盛ってる!と繰り返すリフレインに思わずこみ上げちゃう、中毒性の高い一曲。
posted by ac at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | soul | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

サマージャム'95 / スチャダラパー

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6月です。ってことはもう夏ですよ。昨日(先月だ)とは打って変わった嬉しくなっちゃうような青空で、思わず「俺のベンチ」へGO!嬉しくて昼から少々ビール呑みすぎちゃいました。誰のせい?それはあれだ、夏のせい。
posted by ac at 17:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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